海外の一人暮らしで風邪ひいちゃった話
サンタ(期末試験)がうちにやってくる
あと少しで今学期も終了でございます。
ということは、期末試験が近いということです。
が、この超絶やることがある時期にわたくし、大変なことになっていました。
忍び寄る影
発端は先週の木曜日。
喉痛いなー、咳が出るなー、と思い、マスクを装着して学科事務室へ。
学科主任は「あれ、風邪ひいたんですかw」と、なんだか愉快そうでした。
夕方の時点で頭痛や鼻のあたりがぼーっとする症状があったので思いました。
あ、これはくるな、熱が。と。
それを主任に伝えると、帰りがけに「何かあったら電話してくださいね」と声をかけてくれるという、なんともイケメンなお方です。
さて、その晩に予想通り発熱してからというもの、連日のごとく喉痛、咳、くしゃみ、鼻水、頭痛に悩まされ、特に土日は睡眠中の度重なる鼻水タイムが入り、寝不足→昼寝という流れで、昼夜が逆転しかけました。
今回、典型的な風邪の症状は全制覇したと思います。
で、期末ということは、あれです。期末試験があります。
無情にも、授業は毎週きまった曜日にやってくるもので、また、期末試験データの提出期限もやってくるものです。
頭ガンガン、咳ごほごほ、鼻水チ―――ンの中、通常の授業準備に加えた期末試験作成で、夜更かしも何度もしました。
そして、やりました。やってやりました。
見事この地獄を乗り切って、今週の授業を終え、期末試験問題も提出しました…!
お疲れ私、ほんとによくやった。歓喜、狂喜、乱舞。
しかし、実は今日この水曜日の時点でも、まだ軽い頭痛と鼻水とエイリアンボイスは残っています。
月火水の授業では学生たちに心配をかけてしまいました。
マスク姿というより、あまりの異星人声に笑
あと、汚い話ですが、鼻水は黄色から透明に戻っていたのに、また黄色味がかってきました。
まさか、風邪のひき直し…?
滞在期間長すぎませんか
なんでこんなに長引くんだろうと考えると、思い当たることがありまくりますが、まず、不規則な生活をしていたことがいちばんの原因でしょう笑
それから、薬。
日本から風邪薬を持ってきていたので、飲んではいたのですが、あんまり飲むと眠くなって作業効率が落ちるかもしれないという考えが頭をよぎり、かれこれ1週間くらい風邪にかかっていますが、3回しか飲んでいません。
そりゃあ、治るもんも治らんわな。
そして、食事。
週末には買い出しに行かないとやばいかな、と思っていた木曜日。
結局、熱による無気力と忙しさから、今日まで買い出しに行きませんでした。
野菜を食べ切った後は何で食いつないでいたかというと、白米(お茶漬け、おじや)とか、買い置きしてあったヨーグルトとかです。
栄養失調になりそうなメニューですね笑
よく言うじゃないですか、風邪には食事、睡眠、アリナミン(古)。
薬、ちゃんと飲んでなかったですしね。
三つとも全滅だったんだもの、風邪への対処としては最悪のモデルでした。
風邪菌のロングステイも頷けます。
(アリナミンのCMが流れたころ、私は中学生でした。
保健体育の期末試験で、「風邪をひいたときに大切なことを三つ挙げなさい」という問いに、「食事、睡眠、アリナミン」と答えた猛者がいたと風の噂で聞きました。)
中国のコンビニ
私は「教師生活区」という、学校関係者が住むアパート(教師寮)が何十棟も立ち並ぶ、小さな町のような区画に住んでいます。
この中には小さな公園、軽食店、電気修理屋、八百屋、学生が授業につかう運動場などもあります。
それから、私の部屋から徒歩2分くらいの近所に「コンビニ(中国語:便利店)」と呼ばれる小さな売店があるのですが、その様子は日本のものとはいろいろ違っています。
まず、23時ごろ閉店します。
店を一言で表すと、「野菜の置いていない、品揃えの少ない小さなスーパー」とでもいいましょうか。
遠くへ買い物へ行くのが面倒な人が利用したり、急に必要になったもの(文房具とか洗剤とか)を買ったり、という点では、その役割は日本のコンビニと共通するところがあると思います。
宅配便の荷物の一時預かりもしてくれます。
ただ、日本のコンビニにあるような、風邪薬とか経口補水液(OS-1)とか、すぐに食べられる体に優しいものなどは売っていません。
すぐ食べられるものの代表格インスタントラーメンは置いてありましたが、さすがに、お粥のように胃に優しい食べ物ではないですよね;
というわけで、今回の風邪では「コンビニ」を利用することがありませんでした笑
中国にも、24時間営業している、日本と同じような形態のコンビニはあります。
しかも、セブンイレブンとかファミリーマートとかじゃなかったかな。
こういった日本式のコンビニは、北京上海などの大都市にならあるそうです。
しかし、私の住んでいるところは、地方都市寄りの田舎です。
夜中までやっている店はほとんどありません笑
だいたいの店は朝早ーくから営業してるんですけどね…
なんか日本と「朝」(というか時間)に対する感覚が違う気がする。
みんな朝早すぎだよ!町が動き始める時間が早すぎだよ!
休日の待ち合わせ指定が基本8:30とか早いよ!!
おひとりさま風邪
大学+大学院の6年間は(ほぼ)一人暮らしをしていたので、その間、風邪や熱を出したことは何度かあります。
インフルエンザにかかったっぽいこともありましたが、つらすぎて自宅から出ることができず、病院へ行ったのは症状がおさまってからでした。
そんなこんなで、今までそれでなんとかなってきたという経験から、一人暮らしで風邪をひくことに対して、毎回、不安を覚えることはありません。
現在は海外で一人暮らしをしていますが、熱を出しても不思議と焦ることはありませんでした。
いや、もっと焦ったほうがよかったのかもしれないけど(^p^)
学生時代は、実家から車で2時間という、わりと近いところに住んでいました。
体調不良を隠すこともなく、母にはその都度報告していましたが、一度も来てもらうことはありませんでした。
頼めば来てくれたんだろうけど、次の日仕事があるのに弾丸じゃ来させられないという気持ちがあったので、正直死にかけたこともありましたが(笑)来てほしいとは言えませんでした。
そんなこんなで、風邪=治るのを一人で待つ、みたいなイメージです。
今回、病院へつれて行ってくれると申し出てくださった先生もいましたが、これまで風邪で病院に行ったこともないし、なおかつ海外で病院にかかるのは極力避けたかったので、自宅で安静にしていることを選択しました。
ズボラ一人暮らしなので、食事、睡眠、アリn…をスキップしてしまうくらい、対処は最悪でしたけど笑
いつか風邪が原因で命を落とすことになるかも、風邪のことなめすぎかな;
とにかく、早く治したいので、ちゃんとごはん食べて、寝て、お薬飲むことを心掛けたいと思います。
海外へ行かれる方は、現地の薬は強すぎることがあるので、そこに売っているから大丈夫だと思わず、日本で買って持っていったほうがいいと聞きました。
一人で滞在する場合は、食料を調達してきてくれるなどの頼れる存在があると、さらに安心ですね。
風邪ひかないことがいちばんなんですけどね!